超雑食の私がおすすめする流産・死産した時に聴きたい曲
音楽に関しては雑食で、
クラシック、ジャズ、ロック、ブルース、テクノ、Jポップ、ヒップホップ、etc…等
と多岐にわたって嗜んできた私が、この度「流産・死産した時におすすめな曲」をご紹介したいと思います。
というのも、わたくし、死産前日の夜は涙涙で一睡もできず、ずっと心を癒してくれるような曲を求めてサイトを巡覧しておりまして。
それで、
ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて気が付いたの。(「慟哭」工藤静香)
そう、気が付きました。
あちらこちらで泣ける!癒される!とおすすめされている《流産・死産を匂わせる曲》のほとんどが輪郭をかなりぼかして書かれた歌詞だということに。
まあ、題材がデリケートですから、アーチストの方も率直に書けないのでしょうけども。
でもそれらだと、意味がふわっとし過ぎて、泣けるけど少々物足りない。
そこで思い出したのが、この曲。
PIERROTの「MOTHER scene Ⅱ」
どストレートで、久しぶりに聴いたらもう、号泣。
一体どういう曲なのかと申しますと、端的に言えば胎児目線の歌でございます。
なんでもキリト様(Vo)には、自身のご生誕前にもう一人、流産してしまったご兄弟がいらっしゃったそうで。
この曲はその子を主人公にして歌われております。
歌詞をちょいと抜粋
濃い霧の中いつの日も見つめてた 母になるはずだった貴方の横顔
汗ばむ寝姿を何度も苦しませた やりきれないだけの届かぬ言葉で
J-Lyric.net
PIERROTというバンド自体はもう解散してしまっているのですが、これは名曲です。
ですが、不思議なことに誰もおすすめしていなかったので、私が先陣切ってご紹介させて頂きました。(既にご紹介済みの方がいらっしゃったらすみません)
今更ながらのプロジェクトシャケです。(わかる人には伝わるハズ)
是非ご拝聴あれ。
(V系バンドにアレルギーを持つ方も多くいらっしゃるかとは思いますが、一度全ての概念を捨てて聴いてみてください。百聞は一見に如かず、です。)
動画⤵︎
PIERROT「MOTHER scene Ⅱ」(モーションなし)
そしてもう一つ、おすすめなのが
エリッククラプトン「Tears in Heaven」
ギターの練習曲としても有名なこの曲。(私も練習してました。すぐ挫折しましたが。)
歌詞は亡くなってしまった我が子を悼む歌です。
1986年8月、クラプトンはイタリア人女優ロリ・デル・サント(Lori Del Santo)との間に息子コナー(Conor)を授かる。彼は自分によく似た息子を大変可愛がり、父親としての時間を大切にしたいと述べていた。しかし1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったコナーが母親の自宅の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた踊り場の窓から転落して死亡した。自宅は、アパートの53階だった。
ウィキペディア
こちらも号泣必至。
動画⤵︎
Eric Clapton 「Tears In Heaven」(日本語歌詞付き動画)
たくさんの涙と共に気持ちも浄化されることを祈っております。