【必読すべし!】死産におけるお金のアレコレ〜火葬代編〜
前置き
命を懸けて魂の抜けた子どもを産む、という、神も仏もないような状況であれば、慈母なら誰しも泣き狂うのは至極当然のこと。
だけど、そうしてわな泣いて泣き伏している間にも、時間は無常にもあれよあれよと過ぎて行き、あっという間に退院の手続きだの、火葬の手続きだのが始まって。
「あー、そうそう、手続きね、手続きしなきゃ。」
なんて思いましても、然るに頭の中身は相も変わらず、悲しみ、不安、後悔、絶望、恨み、嫉妬、希死念慮等等が跋扈しており。
ずっと悪夢から目覚められないものだから、現実的な話を考える余裕はなく。
よって、手続きカンケーはついつい人任せにしてしまいがち。
けれど、聴いた話によれば、何もわからん身内に任せたせいで、葬式代やら火葬代やらで総額100万円以上をもふんだくられた人もいるようで・・・。
(一般的に死産の場合、葬式は挙げない方が多いです。私もそう。)
そこで、3度死産を経験している私が、憂き目にあった方々の泣き面に蜂が寄って来ぬよう、「死産にかかる金額」についてを書き残しておこうと思う。
こういったデリケートな事は、経験者くらいにしかわかりませんので、是非参考にしてくださいませ。
では、まずは、火葬代について。
〜火葬代〜
1度目の火葬代がこちら。
3,500円
で、2度目はというと。
どこも1度目と変わらぬくらいの料金だろうと見積もっていたのだけれど。
(領収書をなくした為、画像なし)
なんと30,000円(もうちょっと高かったかも)
桁が違う・・・。
「公営斎場」と「民営斎場」のお値段
これはそもやどういうことかと申しますと、「公営」の斎場を利用するか、「民営」の斎場を利用するか、で値段が大きく変わるのです。
つまり、「公営」の斎場での火葬代は安いが、「民営」の斎場での火葬代は高くなってしまう。
(↓に詳しく書いているのでみてみて)
(ちなみに「公営」の斎場でも、市民以外が利用する場合には、高くなってしまうので注意が必要)
(※「公営斎場」でも地域によって値段にバラツキがあります。)
「公営斎場」と「民営斎場」の違い
しかも、「公営斎場」にしろ「民営斎場」しろ、内容は全く変わらない。
「公営斎場」も「民営斎場」も、ただ家族で子にお焼香をあげ、見送るのみ。
値段が高いからといって、わざわざ坊主がポコポコ木魚を叩きに来てくれることはない。
だったら、「公営」の斎場で安く火葬してもらい、立派な位牌を買ってあげた方が絶対に良い。と思う。
というわけで、私的には「公営」の斎場で火葬してもらうことをお勧め致します。
もしこのブログを読み、「公営斎場」を希望する方は、恐らくお住まいの市のHPに、その市の「公営斎場」の情報が載っていると思いますので、是非確認してみてください。
追伸。
ここに調べに来られた皆様方には、心よりお悔やみ申し上げます。
確かに今は辛いかと思いますが、日が経てば、嫌でも心に光が降りてまいります。
ですので、今はゆっくりと静養し、好きなものを見たり、好きなものを食べるなどして、養生につとめてくださいませ。
また、貴方の笑顔は子の御霊を喜ばせます故、笑えるようになりましたらば、どうぞ沢山笑ってくださいませ。