zabeblogのブログ

4度の流・死産の末、離婚したバツ2女の日常

発達障害(ADHD)と診断されて

つい先日、メンタル面の不調につき、カウンセリングを受けに行ってきたわけなのですが、その際先生に「最近、自損事故を起こしたのですが、他にも逆走や信号無視などもやらかしまして。これって鬱が関係しているのでしょうか?」と質問したところ、先生はあなやと言わんばかりの素振りで、おもむろにデスクに並べられた本の中から背表紙の色が黒色の分厚い辞書みたいな本を選び取って、その本のページをめくりながら私に「掃除は得意?」とか「忘れ物はよくする?」などといった、私の質問とは全く関係のない問いをいくつか投げかけて来た為、私は何のことやらわからないながらも、先生からの質問の一つ一つにその時のエピソードを添えながら丁寧に答えていきますと、やがて先生の中にあるお考えの点と線が繋がったようで、10問目を終えたくらいで先生はある結論を口にしながら、指でなぞっていた分厚い本をパタンと閉じました。

その結論とは

ADHD

先生曰く、どうやら私はゴリッゴリのADHDとのこと。

大人のADHDとは?↓

大人の注意欠陥・多動性障害(ADHD)では、注意の持続が困難だったり、細部に注意が向かないために仕事や家事でケアレスミスや物忘れが多かったりします。あるいは、しばしば約束の時間に遅れたり、約束を忘れたり、締め切りに間に合わなかったりします。

マドレクリニック

確かに思い返せば、小さな頃は落ち着きがなく、よく迷子になっていたし、大人になったらなったで、多動は治ったものの、注意散漫で傾注できない・いつも人の話を聞いてない・興味のない数学などの教科は壊滅的(未だに簡単な分数すらできないレベル)・うっかりミスが深刻なくらい多い・車でよく事故ったり逆走をしてしまう・掃除ができない・忘れ物が多い・遅刻の常習犯・衝動買いがひどい・時々失言をしてしまう、などといった、もはやかわいいの代名詞である「天然」では済まされないレベルの言動が多くて、これらの私の今までのエピソードを聞いた先生からは「今までよく生きてこれましたね。」と慰められたのだけれど、改めて自分でもそう思う次第にございます。儂、こんなんでよく今まで生きてこれたよねマジで。

特に車の運転なんてひどいもので、今まで何度も事故っているし、先日なんかも後部座席で父が「そこを真っ直ぐで、次を右で、その次を・・・」なんて五月蝿く言うもんだから、意識が完全にそちらへ行き、結果、赤信号を突っ切って横断歩道が車のお尻にくるくらいのところでやっと停止致しまして、幸い誰も居ない道だったから良かったものの・・・、ええ、そうですよね、他所様の安全を考えましても、もう私みたいなのは運転すべきではないですよね。先生にも運転を控えるよう言われました。ですから、これからは公共交通機関を積極的に利用することと致します。そうなると移動をするのに、恐らくガソリン代よりもお金がかかりそうですが、なんでも、先生が仰いますには「障害者手帳」を持てば公共交通機関の代金が値引きされるとのことなので、貧乏人の私は即座に障害者手帳の申請用紙に記入致しました。それを今度役所へ持参し申請をするつもりですので、後日その時の様子をブログにアップできれば、と考えております。でも発達障害ゆえできないかも知れませんので、期待はしないでお待ちいただけますと幸いです。

ちなみに、発達障害と言うと未だに偏見の目を向けてくる輩も多いように存じますが、天才レオナルドダヴィンチもADHDらしいので私は全然恥ずかしくありません。

寧ろ誇らしいし、何なら、「普通の人が普通に出来ること」がどうしても出来ない時によく言われる、「なんでこれができないの?」への説明がきちんとできるようになって心底良かったと感じております。

もしも、これを読んで、「自分も落ち着きがない、あるいは注意散漫などが原因で日常生活に支障が出て困っている」という方は一度精神科や心療内科でご相談してみてくださいませ。診断されると、「今まで出来なかったことは、出来なくて当然だったのだ」と納得できますから、気持ちが楽になりましょう。是非に。