肌荒れ譚 序章

わたし流、肌荒れを治す方法

私は十八歳～三十云歳まで、彼是十云年、およそ二十年近くの間、ひどい肌荒れと闘い続けてきた。そんな私がここ半年くらいでようやく肌荒れを完全克服できたので、今回はその戦歴と、治すために実践したあれこれを書いていきたいと思う。ちなみに今、私はニキビ一つない。

とりあえず、参考までに今までの戦歴を書いていく。

序章

１８歳くらいの時に酷いくらい肌が荒れた。
それまでは「肌がきれいだね」と褒められるほどの、何もないお肌だったはずなのに、そこにある日突然、ニキビ達が侵略してきたのだ。

確か、奴らとのファーストコンタクトは学校が夏休みに入る直前頃。
最初はあーあ、ニキビ一個できちゃった。でもま、すぐに治るか、と思って放置していたのだが、その後奴らは、腐ったミカンが周りのみかんを腐らせるように、どんどんと増殖を続け、夏休みが明ける頃には、そらもうビックリするぐらい、顔一面、ニキビだらけとなってしまった。
一か月ぶりくらいで学校に出ると、同級生たちから一斉に「どうしたの？」と声を掛けられたが、自分でもどうしてこうなったのかわからないし、泣きたくなった。

（このままじゃ、人前に出れない。恋すらできない、、、。）

さすがにこのままではまずいので、すぐに皮膚科へ行った。そこで光を当てるだけのなんだかよくわからない処置を施されたり、飲み薬、塗り薬を処方してもらったりした。だが、私の頑固なニキビたちは何か月通えども一向に改善する気配はなかった。

こうなってくると、もはや民間療法に頼るしかなく、じゃあ食べ物が原因か？と、沢山食べたり、野菜を摂ったりサプリを飲んだりしてみたが、全く良くならない。

じゃあ、何？スキンケアなの？と、ニキビ用とか敏感肌用のもの（Ｎ●Ｖとか、キュ●●、ミ●ン）を一通り試してみたがこれもダメ。

じゃあ、やっぱり運動ですかね？と、朝のランニングを始めてはみたが、まるで効果なし。

じゃあ、、、、、。

・・・・・。

結局、思いつく限りのあらゆる方法を一通り試してはみたものの、全て惨敗した。

こうして私とニキビの、長きに渡る戦いの幕が上がったのだった。。。

つづく