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4度の流・死産の末、離婚したバツ2女の日常

川島

結婚してからこの一年間、生活も、感情も、まるでジェットコースターの如く上がったり下がったりして。そのめまぐるしさに、いつしか疲労を覚え、この頃はなんだか異様に老けた気分だ。たったの一年が、まるで十年くらい過ぎたような感じがして。すごく気持ちがくたびれている。たぶん永遠みたいな瞬間をたくさん経験し過ぎたせいだろう。

そんな私のぐらついた精神面を知ってか知らずかはわからないけれど、先日、結婚一周年のお祝いに夫が鉄板焼き屋さんに連れて行ってくれた。

群馬県桐生市にある「川島」

蒟蒻の魚がまるで生きているかのように鉄板の上でピチピチ飛び跳ねる。なんて粋な演出。

とろけるサーロイン

食事中は美味し過ぎて、ずっと笑ってた。
今思い出すだけでニタニタしてしまうし、気がつけば精神的な疲労も何処へやら。

旦那さま、ありがとう。

ちなみに。

コースの最後に鉄板焼きアイスなるものが出てきたのだけど、またまた写真を撮るのを忘れてしまった。フルーツとアイスの盛り付けが美しい上、何とテーブルの隅に小さい花火を飾ってくれるという、最高の映え状態だったのにもかかわらず。フランベされたアイスがみるみる溶けるもんから、食べるのに忙しくってつい。

しかし、このアイスがうまかった。
まれに、高級料理店でもドルチェだけが糞みたいなお店があったりするけれど、最後の最後で手を抜かれると、それまでの全ての料理までも汚されたような気分になる。でも「川島」は違う。最後の最後で1番美味しいものを出してくる。そういえばかつて、誰だか忘れたけれど、有名な人も「ドルチェが美味しいお店は本物」と言ってたっけ。終わり良ければ全てよし、っていうことわざは案外間違ってなさそうだ。
(ここまで書いて思い出したけど、鉄板焼きアイスはオプションでした。でもプラス600円で至福の時が訪れるのだから、絶対に頼むべき)

ホカホカのクレープの上にオレンジピールを散りばめたバニラアイス。舌の上で感じる温かさと冷たさ、甘味と酸味。これらの相反するバランスに最初は混乱するが、すぐにうっとりすること請け合い。

鉄板焼きアイスだけでも注文できるみたいなので、皆様是非ご賞味あれ。